今年もこの季節がやってきました。

私たちの仕事で、毎年春の風物詩といえば「狂犬病予防注射」です。

 

今年は地元の大口町さんと、お隣の犬山市さんの会場に当番として出向してまいりました。両日ともに天気も良く、スムーズに終えることができました(尾張富士梺の会場でしたが、まさにこの景色のようでした)。

 

最近は、動物病院で接種する飼い主さんが増えたことや、ここ最近のコロナ事情で、接種会場の統廃合や時間短縮、さらには、注射事業そのものをやめる市町も出始めたため、以前のような大変さはすっかりなくなりました。

 

 

昔は、、、それは犬との戦いでした。。。

 

中型から比較的大きいわんちゃんが圧倒的に多かった時代でしたし、しかも、屈強な犬が多いこと。。。

 

「この犬噛み付くでよお、はよ打ってちょう!!!」

 

さらには、

 

「わしはこの犬触れんで、そこのフェンスにからげるから、その隙に打ってくれ!!!」

 

挙げ句の果てには、「お前獣医だろ!、注射できんのか!」と怒られる始末。。。猛獣使いじゃないよ、と言いたかったです。

 

今となっては懐かしい思い出です。 獣医師 山瀬